怪我をしない安全な組み立てを

最近では、工具を使わずに簡単に組み立てらる家具も多数売られるようになっています。特に、収納家具などで、比較的サイズの小さい物であれば、MDFのような軽くて丈夫な素材を用いて、自分で取り付けるのはキャスターだけ、といった家具もあります。工具を使わずに、かつリーズナブルな価格で収納家具を入手したい場合にはお勧めです。また、こうした家具は軽量のため、引越などの場合にも便利です。賃貸住宅などに住んでいて、いずれ引っ越すことが予想される場合には、こうした家具で統一するという手もあります。 ベッドやソファーといった大型の家具でも、特に自分で工具を用意しなくても、付属の六角レンチなどだけで組み立てられる製品も増えています。ただし、こういった大型の家具の場合には、それぞれの部品の重量があることが多く、怪我をせずに安全に組み立てるには、友人や家族などの手助けを求めるのが賢明です。 また、重量がある木材を利用した家具の組み立ての際にあると便利なのが軍手です。大きな怪我まではしなくても、重いものの場合には、こすって切り傷が出来たり、突き指をしたりすることもありますが、厚手の軍手があるとより安全に完成させることが出来ます。 そして、大型の家具の場合には、作業スペースを予め確保しておくと怪我をする可能性も減ります。こうした家具の場合には、2人以上での作業を推奨する、といった注意書きがあることが多いので、その場合には作業スペースだけでなく、手伝ってくれる人も確保しておくと余計な怪我をせずに済みます。 加えて、作業に取り掛かる前に説明書を一読して、必要な部品が揃っているかどうかを確認し、大まかな手順を頭に入れておくのも良いでしょう。途中で重い部品を持って立ち往生することがなくなり、怪我の可能性も減るからです。 最終的に仕上がった家具を置く場所を掃除しておくのもお勧めですし、重さのある家具の場合は、設置する場所で作業すると楽です。

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